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作戦を練る

正直な話、残念な話、せっかく抜けていた毒が戻りました。日本に帰国して1ヶ月後にはもう元通りになってました。暴飲暴食がたたり体重が2キロ増えました。転職活動から逃げて何一つ進んでないです。ストレスが原因の粘膜アレルギーが再発し痒くて、水疱瘡のようなものが全身に出て痒くて、手が震える症状が出てきました。昼夜逆転生活のため5日間外に出てませんし、そもそもベットから出てません。スキンケアも化粧もほとんどしてません。全ての忘年会でお酒を浴びるように飲みました。会社のイベントで不倫相手とその奥さんとお子さんと話しました。部屋がぐちゃぐちゃです。今の生活はただただ酷いです。

なんでこんなことになってしまったんだろうと考えた時に、まず人間関係から始まりました。

猫を被っていた頃に付き合っていた人達と遊び出すと簡単に元の自分に戻りました。元の自分というのは自分自身が思うに「良い人に見られたい、モテてちやほやされたい、嫌われたくない」という相手のリアクションにのみ左右される人間で、時には鬱陶しい程に奴隷のように相手に気を遣ってしまいます。自分がどう見られてるか、相手が喜んでくれているかを気にしながら人間関係を築いているためストレスが溜まります。そのため遊びに行ったらすごくストレスになり、ストレスのせいでヤケ食いして、外に出ずひきこもって、寝込んで、そして体重と気持ちが少し落ち着いた頃にまた遊んで、、というのを繰り返します。

じゃあどうすればいいかと考えた時に、昔の毒が抜けている自分がちゃんと答えを出してました。

caramelmiko.hatenablog.com

せっかく抜けていた毒が戻りましたが、きっとこの毒は取り除けます。ちょっと人生の答えが見え始めました。猫を被ることで目の前のことから逃げてました、きっと猫を被っていると自分が傷つかずに済むから、楽な方へと嘘っぱちのその場しのぎの世界へ。

 一人でいる時の自分は怠惰で無責任です。だから猫を被る必要があります。やっと毒抜きの方法が分かりました。自分で自分が恥ずかしく、猫を被らないとプライドが保てないのです。自分の嫌いな部分を直そうと思います。自立します、自分だけの居場所を作ります。人様に顔向けできないことはやめて、欲に振り回されずに、日々勉強することで人間関係が変わると思います。

 

人の顔色を伺う癖があり疲れてしまう方に、以下の本はおすすめです。生きやすくなります。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

イン・ザ・プール / 奥田英朗

最近は自己啓発本を読む事が多く、久々に小説を読みました。そして面白かったです。

どこの組織にも属さず、家族とも連絡を取らず、ルームメイトと最低限の会話をする毎日を1ヶ月半送っていたら、自分のペースを取り戻してやっと地に足がつきました。自分を偽る必要がないので、やりたくないことを排除して、シンプルに焦らない生活が身に付きました。小説を読んで共感できるようになりました。親族間のごたごたも少し片付き、不倫するのをやめて、髪の色も黒くしました。ショートカットなので3週間に1回は美容室に行っていたのですが行きたい気持ちがなくなり、また髪が伸びても気にならないです。自分が食べるものに関して少し意識をしてます。就職は会社名と立地で選ばず、実際にどんなオフィスで、どんな人たちと、どんな商品を扱って、どういうことをするのか、を見てます。自分が作った鎧を脱ぐのは大変です。鎧の中にいると守られるけど、生きている実感がなくなります。嫌われるという不安を軸にするのではなく、嘘を吐かないという意識を軸にしようと思います。自分主体の人生を。

心と食

私の興味のあるものは、自分、英語、食、ネット。人生の3分の1が過ぎて、生きることに飽きてきて、もうそろそろ死にたいと思った今日この頃に光が。

 

◇やることリスト

  • もしかしたら大金が降ってくるかもしれない、もしかしたらめっちゃ好みのタイプの大富豪と結婚して人間関係のストレスもなく良い感じに人生が進んで一生遊んで暮らすかもしれない、とかポジティブ思考を持つ
  • 調べものするときも、youtubeやインスタで暇つぶしするときも英語でも検索した方が沢山検索結果が出てくるから、英語の勉強をする。中国語も
  • 図書館に通ってたくさん本を読む。大学生みたいなリストだけど、大学時代は最低限の勉強と交遊しかせず、ただただひきこもって過ごしてたので、今やります。
  • 自分の気持ちを隠さずに言う、どうでも良いことでも。人と何を話せば良いんだろうとか、嫌われたくないとか、ごちゃごちゃとジャッジされるのが不愉快とか、あんまりちゃんと考えすぎない。Dont think, Feel and act。その場しのぎはだめ。
  • ブログでもツイッターでもインスタでも良いから発信する。ちょっとしたことでもいいから、完璧主義はやめて、自己満足に発信する。楽しかったこと、悲しかったこと、気になってること何でもいいから、現実世界でできないことを発信する。
  • 野菜と果物をよく食べる。マーケットに嵌って毎日大量の野菜と果物を食べてた時期、カフェ巡りにはまって毎日コーヒーとペイストリーを食べてた時期を比べると、野菜と果物を食べてた時期の体調が良い。ちなみに野菜と果物時期は21時頃まで結構食べてて、カフェ巡り時期は体重が増えるから18時以降は何も食べてないのにそれでも。普通の食事に+野菜と果物をよく食べましょう。
  • 何せ食べることが好きなひきこもりなので体重増加は悩みの種です。なので家にこもらずに食べたことのない料理(味の想像ができない料理)を食べに外に出る。そんなに高価な料理じゃないこと。中華街にお粥を食べに行ったりしてもいいな。おいしいバインミーも食べたい。
  • 海外で食べるソイとかアーモンドとかココナッツとかもち米を使ってるお菓子が好きなので、日本で海外のレシピで作ってみる。タイ人のルームメイトに作ってもらったタイのココナッツミルクアイスと冷凍のタロと使ったお菓子が美味しかった。
  •  疲れたと思って休むのじゃなくて、自分の体力を考えて疲れる前に休む。土日に寝て過ごして体力を回復させるのはだめ。無理しちゃだめ。
  • Eat, Play and Work.
  • お洒落で綺麗にする。綺麗な靴をはいて、バックの中を綺麗にして、良い香りはする。健康な肌と髪を保つ。ボロボロの靴と服は買い直す。買い物といえば、ユニクロh&mZARAにしか行かなかったけど、行動範囲をちょっと広げる。
  • 散歩
  • 自分の居心地の良い空間を作る。自立&一人暮らし

 普通の生活の真似事をしたら普通になった。変な癖がなくなった気がする。素直に本心でいてもいいだって思えた、日本に帰ったら毒親がいるから心をオープンにして深呼吸してたら心をズタズタにされるって頭をよぎったけどそれはその時考えるとして。朝起きて、少しだけ人と関わって、暴飲暴食したり断食したりしないで、外に出て、シャワーを浴びて、夜に寝る。それだけで心が穏やかです。私の好きな生活、好きなペースを取り戻したから、日本に帰ったらやることがいっぱいあって楽しみだ。

世界は食で回っている

メルボルン好きなドリンク

 

1位:Dukes Coffee Roasterのフィルター

今まで飲んだコーヒーの中でここのフィルターコーヒーがベストです、大好きです。コーヒー一杯で味覚が研ぎ澄まされるので、ついでに他の五感にも影響しちゃうくらい絶妙な味です。フィルターコーヒーの良さにまだ気付いてない方は騙されたと思って飲んでみて下さい。ロングブラックもペイストリーも好きです、まだホワイト系は飲んだ事がないです。ここのレモングラス&ジンジャーティーも美味しいです(chamelliaの紅茶です)。のんびりリラックスして長居ができるようなカフェではないけど一番好きな雰囲気のカフェです。お一人様がくつろぎやすいカフェで、隣のお客さんと話をすることもあります。

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2位:Patricia Coffee Brewsのロングブラック

こちらもすごく美味しいです。何コレ美味しいって驚く感じの美味しさです。ロングブラックで感激しましたが、ラテもフィルターも自分の好みで嵌ってます。ティーもあるみたいなので次回はそれを頼んでみたいと思います。格好良くスーツを着こなしたビジネスマンがこちらで買ったコーヒー豆の缶を裸のまま持って歩いてて、、それはそれは素敵でした。

 

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3位:Hardware Societeのチャイティー 

メルボルンに居ると色んなお店のコーヒーを飲んでみたくなって、ついつい1日に2杯も3杯も飲み過ぎてしまうことが多いです。その日は毎日コーヒーばかりで疲れてしまい、なんとなくチャイティーを頼んだのですが、これが美味しい。程よく甘く(ビターではなく疲れた時に飲むのに良い感じの甘さ)スパイスもしっかり効いていて身体が暖まりました。Brother Baba Budanでもチャイラテを飲んでみたのですが、ミルクのチャイ風味って言う感じで、甘さはかなり控えめ、ミルクも薄め(ミルクと水が混ざってる感じ)で、スパイスも弱めでした。甘さ控えめなミルク薄めな感じは好きですがもっとスパイスが効いたチャイラテが好きで、これは身体が暖まるには優しすぎました。

 

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3位:The Vertue of the Coffee Drinkのソイラテ

ラテはソイ派です。メルボルンに来てから、有名なカフェのホワイトを飲みに足を運んでも、すごく美味しいと思えなかったため、私はブラック派なんだなーと勝手に思ってました。アーモンドミルクが珍しかったので、一度アーモンドミルクのラテも飲んでみましたが、これだったら普通のラテの方がいいやという感じで。それ以降はブラックばかり頼む事が多くなりました。そして今日、何を思ったのかメルボルンで初ソイラテ頼んでみたのですが、えっ美味しいと驚きました。多分今日からソイラテばかり頼む日が数日続くと思います。

 

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4位:Quists Coffeeのソイラテ

3位のお店でソイラテの美味しさに気付いてしまったせいで、ここでもソイラテを注文。やっぱり美味しい。

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5位:Seven Seedsのフラットホワイト

ソイ以外のホワイト系のコーヒーの美味しさがあまりわかっていません。今まで飲んだホワイト系のコーヒーで一番美味しかったのは、トランジットの際に釜山空港で何気なく飲んだカプチーノです。その時の旅行の記憶は曖昧なのに、そのカプチーノの事だけはずっと覚えてます。もしくはベルギーチョコと食べるホワイトならどんなのも大好きです。Seven Seedsのフラットホワイトですが、ミルクの甘さとクリーミーさを最大限に美味しく感じられたフラットホワイトです。飲んだ感想がミルクが甘い!でした。別日でカプチーノも飲みに行ったのですが最初程の感動はなかったです。やっぱりソイラテかブラックを飲みに行こうかな。 この日作ってくれたラテアートは芸術です。

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6位:Proud Maryのロングブラック

美味しかったですし行ってよかったって思いましたが、正直あまり覚えてないです。

 

7位:Jasper Coffeeのラテ

ちょっと酸っぱいコーヒーが好きなのですが、ここのラテは酸っぱくって美味しかったです。ミルクが甘いとは思わなかったですが、多分こういう酸っぱい感じのラテが好きなんだと思います。また行きたいですが、ちょっとお店が遠いです。(ブラックは飲んでないです。)

 

8位:Clement Coffee Roastersのラテ

ここではラテはあっさり優しい味で美味しかったです。ただ好みではないなーと思いました。(ブラックは飲んでないです。)

 

明日になればランキングは変わります。旅行する時に絶対おすすめのお店ではなくて、あくまで個人的な好みのドリンクランキングです。

メルボルンではずっと飲んでますが、食べてもいます。カフェでカップケーキを食べ、パン屋さんのペイストリーを食べ、Colesのグミを食べ、マーケットの量り売りのナッツやフルーツを食べ、ふと目に入ったジェラートを食べ、そして朝昼晩は別にとる。 明日は何を飲もうかな、食べようかなで、明日の行き先が決まります。

 

 

 

ぼーっとする時間

お金を稼がないと生活できないから、どこかに妥協点を見つけなければいけないことはわかってる。でも自分の人生の中で、これをしなければいけない、っていうようなことをあまり多く持ちたくない。

 

家に籠って外に出ないとか、昼夜逆転生活とか、おごってもらえる飲み会にはせこせこと顔を出すとか、そんな怠惰な生活の自分が嫌になるどころか、そんな自分が好きで楽しい、今のところは。何かを捨てなければ、何かを得られない。会社に勤めているときには見えなかったものが、見える。その逆もまた然り。

仕事は好きだった。事務職では目指そうと思える先輩は誰一人いなかったけど、総合職では本当に尊敬できる人ばかりだった。正面から向き合ってくれる人、幼少時代の暗い思い出を共有してくれる人(思ったよりも多くの人が幼少時代にトラウマをかかえてることにも気付けた)、手を差し伸べてくれる人。今までの人生で出会ったことのない程、大人で優しい人たちばかりだった。仕事を通してじゃないとやっぱりそんな人たちには出会えない。その人たちに喜んで貰えるのが好きだったし、その忙しい人たちに負担をかけずに事務的な仕事を指示通りに代わりにできるかを考えていた。仕事の飲み会に出るのも苦ではなかった。

ただ仕事をしているとストレスが溜まる。信頼を得る歓びと責任を持つストレス、という綺麗なストレスではないと思う。自分の人生はずっとこんな感じなんだろうか、いやだなーと思ったので辞めた。本当にただそれだけのことなんだけど、なんていうか、他の色んな要素も少しは積み重なってるとは 思う。なんでこんなにストレスが溜まったんだろう。平日は週2-3回は夜の2時過ぎまで飲み歩き、休日は疲れて家から出ず暴食して、なんか疲れきっていた。もちろん事務職のお局に目をつけられてイジメ倒されて孤立してたのも理由だけど。でも多分だけど、恋愛もしてないし、趣味もないし、実家暮らしで居場所が自分の部屋だけだし(テレビなし)、最寄り駅まで片道徒歩20分だし、友達もいないし(土日に遊ぶ友達は本当に一人もいない)、ストレス食いするから太って外に出たくないし、仕事以外の生活でもいっぱいいっぱいのストレスを溜め込んでたから、その上仕事となると爆発したんだと思う。

だから、これからは恋愛をするし、趣味を作るし、最寄り駅まで20分以内の家で一人暮らしするし、テレビも設置するし、友達も作るし、いつでも外に出れるように太らないようにするし。無職になったから、お金の代わりに時間を得る。お金でなんとかできないことってなんだっけと思うと、勉強と読書をしようかなと思いついた。実際はさぼりにさぼってるとは思うけど、なんとなくそういう気持ちです。

予定

メルボルン行きを決めてから何度か飲みに行く機会があり、その度に約1ヶ月半も行くのって驚かれた。もしも1ヶ月ひまならって妄想してただけで、本当に行く予定はなかった。でもこのままだと、昼夜逆転生活しながら家にとじこもってずっとニートのまま、今あるわずかな貯金を飲み会で使い切ったところで今年が終る気がして。この決断が良かったのか、悪かったのかではなく、自分がどうしたいのかなんだよって背中を押してもらえたから、頑張ろう。

 

メルボルンに行って、何をしよう。まずはせっかくなので英語を勉強しよう。週に1、2回は市立図書館で開催している英語クラス(ESL Conversation Club - City of Melbourne)や教会で開催してる英語クラス(Melbourne - Your English Cornerで探す。例えばEnglish Conversation Corner – St Paul's Cathedral Melbourne(毎週月曜日2pm-5pm)とか)に参加したり、仲間をみつけよう - MeetupConversation Exchange - Language learning with native speakersでランゲージエクスチェンジのパートナーを作ったりしよう。ビクトリア州図書館(State Library Victoria)で自習したり、カフェに行って隣の人の会話を聞いてるのもいい。

映画を見に行ったり、お家で料理したり、美味しいコーヒー探ししたりしたい。

あとはメルボルンのどの辺りに滞在するか目星をつけておこう。 

 

 

ちなみに、何年かぶりに英語の勉強を始めた。以前に買ってはいたものの手を付けてない参考書があったので、それから。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

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優しさは人を変える

メルボルンに行って、カフェ巡りしたり、買い物したりって思っていろんなお店を調べてたけど、多分何かが違う。もちろんそういう楽しみもあるけど、それだけだときっと消化不足だ。だって今回の旅行は、いつもの旅行と違う。

どんな人になりたいんだろう、どんな生活を送りたいんだろう。

愛する人と結婚して子供が欲しい。色んな国の言葉を理解したい。笑顔と安心のある毎日を送りたい。人はいつか死ぬから、我慢していれば終わるけどそれは辛いな。

お金がなくて、知識もなくて、いつもみすぼらしい気持ちになってる。人と比べるからそんな気持ちになるんだって思ってたけど何か違う。だらだらと一日を過ごして、努力しないっていう生活に何か違和感を感じだした。

いきなりは無理だけど、少しずつ変えていこうと思う。良い人の見分け方はわかったから、きっと大丈夫。